カラーのお話
こんにちはSERAPHです。
カラーのお話。
ヘアカラーってなかなか思い通りにいかないときがありますよね。
~カラーを美容院でする前の前知識~
まず・・・
日本人の約8割の髪の毛の色素が濃く黒々としています。
よく美容院で染めてある毛束の見本を見ることがあるかと思いますが
なかなか1回のカラーであの感じになるのは難しいです。
なぜなら日本人は赤みが強いんです。
赤みをわかりやすく表すとブラウンが強いということ。
例えば黒から1回目のカラーの時
希望はアッシュ系の透き通った色がいいな・・・
ですが実際はアッシュ+ブラウンになってしまう。
赤い紙に青いペンで線を描くとどうなるか
綺麗な青は出ませんよね。その現象と一緒なのです。
ましてや最初のカラーは黒い紙に青いペンを使うということ・・・
やはり難しい。
考え方としてはこちらを
色相環という図なのですが、これがわかりやすくて実際はこんな見え方になるのですが
頭の中では
このように鮮明な色でイメージすることが多く仕上がりとの差が出てしまいます。
上の図だとくすんで綺麗な色が出づらい。これがよくある美容院にいって感じる
差なんです。
では、その差をなくすにはどうしたらいいのか・・・
なりたい色にするために髪色のベースを作る。
やり方はブリーチをするor1回明るいカラーをする。
ブリーチをすると黄色になります。そうなると色味が入りやすくなる。
ですがかなり痛みを伴うのでおすすめはしません。
僕は1回明るいカラーをおすすめします。
これにも条件があって色味は青か緑。
そんな奇抜なのは・・・
って思われるかもしれませんが、最初は強く色が出ないので
明るい茶色になります。笑
ブラウン+青or緑ですので・・・
意外ですよね。。。。。。
ですが青か緑は元から持ってる赤みを弱めてくれるので次からのカラーが
入りやすい(^^)/
ただし抜けるのはもちろん早く感じます。
~ここでもう一つのベースのお話~
髪の毛の明るさは数字で表されまして
地毛は3level~ブリーチは16・17level
数字が高くなると明るい髪だということ。
カラーの際は低い数字から高い数字にすると
色味が出づらいです。
高い数字から低い数字にしたほうがきれいに染まるのです。
理由はわかりやすくすると
カラー剤の中には
色味を出す染料+元の髪にある色素を削る薬剤が入っています。
元の髪にある色素を削る薬剤とは色素を壊すものみたいな感じです。
一般的に10levelの髪にしたければ
元の髪にある色素を削る薬剤で12levelまで明るくして
色味を出す染料で10levelまで落ち着かせているのです。
これを1回のカラーの中に含まれている作業なんです。
なのでカラーをしてから時間が経つと染料が抜けていって明るくなっていってしまうんです。
それが褪色です。
で
5levelのカラー剤の中では明るくする必要があまりないので
色味を出す染料がかなり多めで元の髪にある色素を削る薬剤はかなり少なめ。
なので明るいところにカラーをしたほうがきれいに染まるんです。
12levelのカラー剤は明るくしないといけないので
色味を出す染料が少なめで元の髪にある色素を削る薬剤がかなり多めに入ってます。
なので色味がわかりづらいカラーになってしまいます。
美容院に行くときにこの知識があれば失敗しづらくなりますよ
(^^)/
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